珍事で感謝された話   2018.9.25

気温も低くなり長袖を着ている人も多く見かけられるようになりました
皆さま、おはようございます (^-^)

大阪市立美術館で開催されているルーヴル美術館展のことを書くつもりでしたが、
なんと
昨日、思わぬことで感謝されたという珍事(?)を書くことにしました。

☆時系列に添って書きますと

昨日のこと
正午に難波の高島屋にて奈良の友人F子さんと待ち合わせていた私、
出るのが遅れてしまって ぎりぎり間に合うかなと慌てて電車に飛び乗りました。

ぎゅーぎゅー満員というほどではなかったですが、どこも席は埋まっていて、私は車輌の中ほどに立ちました。
すでに、その時から目の前に座る若い女性がバッグからこまごまとした化粧品を出してお化粧の最中でした。

この子顔立ちは悪くないのですが、服装からして良家のお嬢さんではないと一目でわかります
黒のキャミソールの上から黒のレース編みの半そでジャケット \(◎o◎)/
高校時代に家庭科の先生から「黒の下着をお葬式以外に着るのは娼婦です。皆さん、黒い下着を着るものではありません」と口を酸っぱくして聞かされていたので
この娘さんはまさか娼婦ではないだろうけれど水商売かしらと思いながら、
手際よくお化粧するのを突っ立ったまま、呆れて見ていました。

彼女の右隣の男性も左隣の男性もちらちら見ながら眉をひそめています。特に、左隣に座る古武士みたいな風貌のご老人は何度も周囲にわかるように舌打ちしています(彼女は気付いてないのか無視と決め込んでいるのか、一向にお化粧の手を休めません)。

そしてついに、彼女が最後の仕上げとばかりに膝に置いたバッグから口紅を取り出した時、
体を横向けて口を開きかけて ふと私のほうに視線を上げました。
視線が合ったので
(なんという娘さんでしょうねえ)という意味を込めて
苦笑しますと、彼も「・・・ねえ」と口の形で告げてから 渋面のまま正面に向きなおりました。

電車が難波に着き、五分遅れだわと改札口を出て 早足で十数メートルほど駆けた時
「奥さん、奥さん」
と肩を叩かれまして、振り返るとさきほどの古武士みたいなご老人。追いかけてきたらしく、少し息が早くなっています。
きょとんとする私に、
「私ね、他に席が空いていたら変わりたかったんですよ。しかし、他に空席はないしで・・・
あのあばずれが化粧を開始した時からいつ注意しようかと思っていたんです、目の周りを塗って頬紅をつけて最後に口紅を取り出した時、
我慢も限界だと『公共の場で化粧なんかするもんじゃない』と怒鳴りつけるつもりだったんですが、
奥さんと目が合って『お怒り、わかりますよ』とばかりに笑顔を見せてくれたから思いとどまったんです。
電車の中で大声を出したりしたら、こちらこそが品性を疑われるところでした。助かりました」
丁寧にお礼をいってくれるではありませんか (@_@)
「今の若い子はおとなしそうに見えても何するかわかりません。
あの子が仰るようにあばずれかどうかはわかりませんが、まともな家の子ではないんでしょう。
あそこで注意なんかしたら逆切れされていたかもしれません。知らんふりに限りますわよ」
そう言いますと、「助かりました、助かりました」としきりに感謝してくれます。

「近頃の子はねえ」とまだ話したそうでしたが、
「人を待たせていて、急がないといけないので・・・」
とお断りして、急いでF子さんの待つ喫茶室に駆け込んで、
上記の話をしました。

「そのご老人のお怒り、わかりますわ。わたくしもそういう場面に遭遇して『親の顔が見たい』と思ったものですわ」
と(過去のブログに触れたように、F子さんは言葉遣いがとても綺麗。常から見習いたいものだと思っているのですが、私が柄にもなく「わたくし」などと言おうものなら とちってしまって会話が続きません)

☆そんなこんなで、今朝のブログにはルーヴル美術館展の模様より 
こうしたことで
見知らぬ老人からいたく感謝されるという珍しい出来事を書きました。

展覧会については以下のサイトからご覧になって下さい(*^o^)/\(^-^*)

特別展「ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」

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